ポリフォーム、またはむしろ発泡スチロール(EPS)は、かなり有害な材料です。安価で軽量で、劣化せず、リサイクルも容易ではありません。ゲッチンゲン大学オーガスト校の好奇心旺盛な科学者たちは、代替案を発見しました。彼らはポップコーンから泡を作ることを提案しています。アイデアの作者であるAlireseHarazipur教授と彼のチームは、10年間、発泡スチロールに代わる安価で環境に優しい代替品を探してきました。これがその成果です。
トウモロコシの発泡スチロールの製造方法は次のとおりです。まず、トウモロコシの果実を粉砕してペレットにします。さらに、圧力下の蒸気の助けを借りて、それらは膨張し、通常の「爆発」が発生します。これは、ポップコーンを作るときに電子レンジで聞こえるのと同じものです。次に、膨潤した顆粒に植物性結合剤を添加し、すべてを混合し、混合物を型内のプレス下に置く。すべてが凍結されると、コーンフォームブロックを使用できるようになります。
明らかな環境への配慮に加えて、このような有機製品は、従来のフォームよりも熱をよく吸収し、それほど可燃性ではありません。また、トウモロコシ産業からの廃棄物はその生産に適しています。たとえば、耳が損傷しているため、店の棚に送ることができなくなります。残留物は、堆肥化、処理、バイオガスへの蒸留、さらには家畜の飼料としても使用できます。
ドイツの会社BachlGroupは、コーンフォームの製造ライセンスを取得しており、現在、クラシックな保護パッケージとして、またスポーツ用品や自動車部品の要素として、建物の断熱用の材料を工業規模で製造することを計画しています。
2021-11-26 16:09:17
著者: Vitalii Babkin